グローバルナビゲーションへ

本文へ

ローカルナビゲーションへ

フッターへ



Home >  診療のご案内 >  ホールICL

ホールICL



当院では合併症のリスクを軽減する『ホールICL』を採用しています

従来の後房型ICL(ホール無し)は、眼球内の房水の流れを妨げてしまうことで、眼圧が高くなり、緑内障発生のリスクがありました。当院で採用するホールICLは、レンズ中央部に0.36㎜の極小の穴を開けることで、眼内の房水の流れがスムーズになり、眼圧上昇を抑え、これまで必要とされていた術前の虹彩切開の必要も無くなり、緑内障等の合併症のリスクが圧倒的に軽減されました。
厚生労働省承認(医療機器承認番号:22600BZX00850D0)

ホールICLの特徴

  • シャープであざやかな見え方が期待されます
  • ドライアイの原因になりにくい
  • 良好な夜間の見え方が期待されます
  • 薄い角膜の方にも対応
  • 生体適合性の高い素材のレンズを目の中に入れます
  • 入院不要の治療で、翌日には快適な視力回復が期待されます
  • 近視や乱視の強い方にも対応

ホールICLとは

ホールICL(眼内コンタクトレンズ治療)とは角膜を削らない視力回復
眼内コンタクトレンズ治療はレンズを目の中に入れて視力を矯正します。
眼内コンタクトレンズ治療は、角膜を削らない視力矯正法で、あざやかな見え方でドライアイや夜間のハロー・グレアの出現が少なく、長期安定性に優れた結果が期待されます。
見え方の質が高い
見え方の質に関わる不正乱視を抑えられます。(強度近視の場合 ※1)
近視の戻りが小さい
レーシックでは一定の割合で近視が少し戻る場合がありますが、ホールICLではほとんど近視の戻りが生じず長期的に安定した視力を維持できます。
可逆性(元の状態に戻せる)
万が一、医学的に問題が生じた場合でも、眼内に挿入したレンズを取り外すことが可能です。

ホールICL (Hole Implantable Collamer Lens) とは?

小さなソフトレンズを眼内に入れることで近視、乱視を治療するフェイキックIOLです。
生体適合性が優れており数十年間の長期間にわたって透明な状態を維持できます。
レーシックでは矯正の難しい強度の近視、乱視の方に特にお勧めです。
眼内コンタクトレンズ治療は、レンズを目の中に入れて視力を矯正する治療法です。
インプランタブルコンタクトレンズを略してICL治療と呼んだり、フェイキックIOL(有水晶体眼内レンズ)治療と呼ばれることもあります。レンズは黒目(虹彩)の後ろ側と水晶体の前面の間に固定しますので外から見てもわかりません。

ホールICLの適応基準

ホールICL (後房型フェイキックIOL) はこんな方に適しています

  • -6D以上の強度近視の方
  • 乱視度数が-3D以上の方
  • 裸眼で生活したいが、レーシックに不安を感じている方
  • 瞳孔が大きく、光の滲みやギラつきを感じやすい方
  • 見え方の質を極力落としたくない方
他の目の病気(緑内障や白内障など)や全身疾患のない近視や乱視の方が対象になります。強度の近視や角膜の薄い場合も対象になります。目の形状や状態、他の疾患をお持ちの場合は治療を受けられない場合があります。詳しくは医師の検査を受けて下さい。

ホールICLの手術方法

入院不要、痛みも無く、日帰りで手術を行います。

手術時間は約30分、来院から3時間後にはご帰宅が可能で、当然のことながら、入院の必要もありません。
あとはゆったりと休息をとるだけです。この時点で視力が回復している実感を得る人もいます。 この日は入浴、洗顔は避けて就寝します。

 

手術までの流れ

STEP.01 手術適応検査

30分〜1時間
手術が可能か検査します。
手術適応検査をご希望の方は、お電話でご予約をお願いします。
金谷眼科 0547-45-0010

STEP.02 術前検査

約2時間
精密検査とコンサルテーションを行います。

STEP.03 手術当日

約20分〜30分
  • 手術1時間前に来院
  • 普段着のまま、ヘアーキャップを被り手術待合室で待機
  • 麻酔薬を点眼し、手術室へ
  • 手術時間は約20分〜30分
  • 手術1時間後、眼圧、眼の状態を確認
  • 帰宅
  • ゆっくり休息

STEP.04 翌日検査

  • 来院し、視力検査
  • いつもの生活へ

STEP.05 手術後定期検査

1週間、1ヵ月、3ヵ月、6ヵ月
翌朝目覚めとともに、大多数の人が〈別世界〉を体感します。そして来院後視力検査をして、
朝から感じていた〈別世界〉を今度は具体的な数値で確認できます。
診察後、目に問題がなければ、手術翌日から普段通りの生活ができます。
※視力の回復には個人差があります。

手術費用について

ホールICL検査費用

適応検査 約2,500円(健康保険適応となります。)
術前検査・コンサルテーション 無料
※術前検査時にレンズ申込金として手術費用の50%をお支払いいただきます。
手術後の定期検査 手術費用に含まれます
 

ホールICL手術費用

両眼 乱視なし:660,000円(税込)
乱視あり:770,000円(税込)
※手術費用は術前検査時にレンズ申込み金として50%をお支払いいただき、手術当日に残り50%をお支払いいただきます。
※上記手術費用に術後検査(手術翌日、1週間後、1カ月後、3カ月後、6カ月後)および術後点眼薬、保護用メガネが含まれます。
※手術費用は予告なく変更する場合があります。
 

手術給付金・医療費控除について

生命保険の給付金、医療費控除が適応される場合がありますので、加入されている保険会社、税務署にお問い合わせください。

手術後の主な症状

手術にはメリットだけでなく、デメリットも存在します。
手術後は主に以下の症状がみられます。詳しい内容や不明点はお気軽にご相談ください。
 

見え方について

視力の変動 術後1週間ほどは炎症などで視力が変動することがあります。
ハロー・グレア(光の環) 夜間、暗い中で光を見た時に、眩しさを感じる場合があります。症状の度合いや期間には個人差がありますが、一般的に、治療後数カ月で自然と気にならなくなります。
 

一般的な症状(帰宅~翌日)

違和感・充血・目のかすみ
切開部分が治癒し炎症が治まることで、時間と共に自然に改善します。術後数日で視力が安定し、快適な視力で過ごせるようになります。術後に処方される目薬は医師の指示に従ってください。

手術後の注意事項

手術後の一定期間は、日常生活において以下の項目について制限があります。
洗髪・洗顔/化粧・アイメイク/運転/プール/シャワー・入浴/飲酒・たばこ/運動

よくある質問

治療を受ける制限はありますか?

目の形や病気、全身疾患などによって治療の対象とならない場合があります。事前に詳しい検査を行い、目の形、状態、生活習慣などを総合的に検討して治療が可能かを専門の医師が診断を致します。また正確な検査のためにコンタクトレンズ(特にハードレンズ)は一定の期間装用を中止していただく必要があります。妊娠中、授乳中は視力が不安定になることがあり近視矯正手術はできません。

手術は痛いですか?

目薬タイプの点眼麻酔をしますので痛みはほとんどありません。

眼内コンタクトレンズを入れていることは他人に気が付かれますか?

虹彩の後ろに挿入するので、外からは見えません。

費用は公的医療保険の対象ですか?

公的医療保険の対象ではありません。ご自身で加入している民間保険の給付については、「有水晶体眼内レンズ挿入術」が対象かどうか、加入保険会社へお問い合わせ下さい。

老眼も治りますか?

40歳頃から加齢に伴う調節力の衰えにより「手元が見にくい」と言った老眼の症状が出始めます。老眼は遠近のピントを合わせる能力が衰える症状です。眼内コンタクトレンズ治療は近視や乱視など屈折の矯正を行いますが、老眼の治療ではありません。老眼により手元が見にくい場合は近用眼鏡(老眼鏡)等を適宜使用して下さい。